ウェブ進化論追伸
最近はやりのweb2.0とは何者か?
具体的な定義はよく知らないが、「今までは情報の受身であった不特定多数のネットユーザーが情報を発することによって起こる新たな現象」なんて感じで理解している。
いままで情報を発するのは一部の人間に限られていた。テレビ局であったり、一部の専門家、新聞社など。それが不特定多数の各個人が発することによって新たな需要、供給が発生する。
今までの情報を発する側の人間が気にもとめない、もしくは気にとめていたとしても社会的ムーブメントに発展しなかったような数限りない供給が徐々に日の目を浴びる、それによって発生する、小さいが数限りない需要。それがあらたな需要と供給成り立たせる。そしてひとつの経済圏が発生する。Web2.0のひとつロングテール現象。
小さいが数が多いところがミソ。
もちろん不特定多数のユーザーの発する情報を世に認識させるためには数々の技術が関わることになるのではあるが・・ここでは省く。知りたい人は本を読め!!(ここも昨今変化のミソ)
ただそんな大勢の人が情報を発することなるって、そんでこの先どーなるのか。
「情報の淘汰、そして一生命体としての人類の総意」がネット上であらわになるのではないか。
つまり共感、また興味が派生しないものは自然消滅の道をたどり、逆に必要な情報は不特定多数のユーザーによって補完、発展され、とどのつまり人類としての作品をつくりあげることになる。
ネットの中に人類の総意が現れる。これがweb2.0の本質
もちろんこの本質は私の空想。そのためには数々の条件を越える必要があるが・・・
なーんて人類の総意なんて攻殻的なフレーズを使ってしまったが本当におもしろいなと思った。
ちなみに僕がこの話を40前の上司に話したら、「ネットの発展なんて目のつけどころがまちがえている」的な指摘を受けた。本当か!?
ネットは偉大だわ・・・
※2006/10/26 追記
この記事を書いたときにはまだ本の途中でした。まだまだ先に奥の深い記述があり、「ウェブ進化論」「web2.0」については後日改めて記事にしたいとおもいます。ただ今の僕には衝撃的な内容であり考えを深めるには読み返しが必要で時間がかかるかも・・・