新カテゴリ誕生。。
この倦怠的な日常を打ち破る新しい土地、新しい感性、新しい文化との出会い。
僕の成長と旅行はきってもきれないものかと思います。
そこで訪れた土地、そこで感じたものを「旅行記」として記録していきたいと思います。
第一回は「石川県輪島市」。
きっかけはお金があまりなく、まずは近場でということで決めました。
何でもちまたで人気のよい民宿があるとか聞いたもので。
金沢から2時間弱、コンビニもまばらな自然豊かな土地
特産はなんといっても輪島塗、というかそれしか知りません。
ただうまうまなそば屋はつけん「やぶ本店」
輪島は釣りバカ日誌ロケ地でしたので西田さんと三国君が毎日食べてたそうです。
僕はおろしそばをたべましたが味はあっさりしていますが、麺の歯ごたえと麺の味が十分に楽しめるすばらしい作品でした。またそばが好きになってしまったかなと。
お宿 たなか
http://www.minsyuku-tanaka.jp/
【お宿のこだわり】
当宿はせっかくの輪島だからの思いより生まれました。
柱、廊下、テーブルなど県木「あての木」を使い、すべてに漆(拭きうるし)をかけております。又、壁には珪藻土を塗り(輪島塗は珪藻土【地の粉】を使っています。)、輪島市の手すき和紙である遠見和紙を使いました。
また、全てのお部屋に工夫を凝らし、仕立てを変えております。小物も主人自ら作成しました。また海だけではなく、山の四季を感じていただける様にと野花や山菜、畑などにも出来るだけ自ら足を運んでおります。
食事には地元の食材を旬に合わせて輪島塗りの家具膳で提供しております。お米にもこだわりました。
いやーこのたなかさんはよかったです。風情を十分に感じゆっくりした時間を感じられました、こだわりをもって仕事しているってのはやっぱいいです。
ただ長々と前置きをしてしまいましたが、僕がこの旅一番の印象は
御陣乗太鼓(ゴジンジョウダイコ)。
上杉謙信の能登攻略のとき、古老の一計で、奇妙な面を付け、陣太鼓を打ち鳴らし上杉軍に奇襲をかけ敗走させたのが始まりといわれる。御陣乗太鼓の伝承は地元に生まれたものにしか資格がなく、地元の子供たちは週2回、大人は毎晩太鼓の練習をしている。(輪島市HPより)
これいいんですよ、予想していた以上に迫力のあるもので20分程ですが全く飽きません。次々にでてくる面をつけた演奏者の躍動的な動きには目を離せませんでした。
また最初に説明があるんですが、「当時の人たちがこの太鼓にこめる必死な思いは再現できませんが、なるべく近づけるように演奏させて頂きます。」って。
自分の土地の文化、先祖の気持ちを理解しようとして、それを受け継いでいく。その自分の生まれ育った土地への敬虔の念というのには心を打たれます。
まさに僕にはない思いかなと。
というか周りの同年代に日本への愛国心ってやつをもっている奴はみたことありません。日本は98.5%が日本人、今の日本の環境ってのが当たり前になっていて比べることがなく、そのすばらしさに気がつかず過ごしてしまうのかなと思います。
海外で暮らした日本人の半数以上が日本を好きになってかえってくるそうです。外からみないとわからないのでしょうね。また小中学校では愛国心を育てる授業が注目を集めています。
僕はこの旅行記を通して愛国心を養えたらいいなと思いますた。