• おすすめの投稿がありません
Daily

キプロスと資産分散について

前に書いた学資保険に関する記事に関連して、こんなニュースを目にしました。

大学進学へ最低200万円 学資保険、備えどこまで 日本経済新聞
「失業して借金だけが…奨学金滞納、10年で3倍(読売新聞」

「教育資金は子が生まれたらすぐ準備を始めるのがベスト」。そう語るFPの鈴木さや子さんも準備の柱として学資保険をあげる。進学時の給付金に絞った商品は、預貯金より利回りが高いことが多く、比較的お金が増えやすい。しかも出産の140日前から加入できるのが一般的だ。

早く始めることが大事というところだけは間違いない。

1つ最近みた驚愕。
キプロスへの金融支援と預金封鎖は、欧州経済に影響があるのか?

EUは「預金者にも痛みを負担してもらいたい」ことを明確に打ち出し、キプロスの銀行にある預金のうち10万ユーロ以上の部分については9.9%、それ以下の部分については6.75%の「預金税」を課すと発表しています。

このニュースが正式発表される直前に、キプロスでは一時的な預金封鎖が実施されました。つまりオンライン取引で預金を移動したりできなくなったのです。ATM(現金自動預け払い機)からもお金が引き出せなくなっています。

 18日月曜日は、キプロスの銀行休業日です。つまり19日火曜日の朝に銀行が開いた時には、預金者の口座から、10万ドル以上の部分についてはその9.9%が、10万ドル以下の部分についてはその6.75%が、こつ然と消えてしまっていることになるわけです。

やっぱりこういうことやるんだねーー。
万が一の日本暴落なんてときも、日本の銀行封鎖は必須でしょうね。

日本のマスコミは何故キプロスの預金封鎖をちゃんと報道しなかったか

Market Hackの読者の方から「金融市場がこんなに荒れているのに、何故日本のマスコミはキプロスの預金封鎖をちゃんと報道しなかったのでしょうか?」というご質問を受けました。
日本のマスコミが(軽率な報道は、しないほうがいいかも…)と暗黙の自粛モードに入ったのには、それなりの理由があります。

本当?ネットすごいことなっとるけど。

こういうのを見ると、資産の分散は必要なんだなと感じますね。

そこを少し考えてみようと思います。

外貨での資産をもつ場合、必ず考えなきゃいけないものの1つに為替リスクがあります。何か潜在的に恐いと感じるんですよね。やはり見えづらいからだと思います。

ただまあ、為替リスクが恐いといっても日本円も同じです。

というのは所詮、日本円という1つの船をもっているに過ぎないということです。

当たり前ですが、日本円も変動のリスクはあります。

(ご存知であれば読み飛ばしください、安倍さんが進めようとしているインフレというのは、お金の価値を下げることです。物が高くなります。インフレ・デフレのコントロールは限りなく難しい作業です。それを強制的に動かそうとしているのです。万が一コントロールに失敗し経済が混乱に陥ると、物価の高騰、円の暴落があります。ただでさえ借金が半端なくて暴落が囁かれているところなのにさらに刺激を加えるわけですからね。そうなるとこれまで溜め込んだ資産も1/10、1/100・・。偉い方々が今あーだこーだ議論していますが、まあリスクの1つです。)

日本円が沈む → 他に船はない → 一緒に沈む

       → 他に船があった → なんとか生き延びる

わかるんですけどね。
いつの間にか日本=基準=安全であるかのように考えてしまうんですよね。
何なんでしょうかね、洗脳ですかね。知識が足りないだけなのかな。

まあ、日本円がどうなるかは知りません。
ただ 資産の分散 は大事、ということです。

ここまで書いてはみたんですが、
めんどくさいのはわかるし、別にやれっていうつもりもないんです。
銀行の外貨預金でも、FX口座でも、何らかの金融商品でもいいし、
外貨での資産をもっておく。よかれと思って提案までです。

い、いまでしょ!

おしまい。

いまならブログの更新情報を受け取れます

せっかくなのでもう少しお付き合いしてみませんか?ブログ更新されましたら、そっと、お知らせいたします。お使いのSNSにて登録ください。登録はボタン1つでもちろん無料、嫌いになったら解約したらいいのです。うふふ。たまにくる更新情報でわたしの生存と関係性を維持してもらえるとうれしいのです。もしよかったらで結構です。

POSTED COMMENT

  1. かりりん より:

    おひさしぶりですー。金融関係ITのお仕事だったのですねー。金融+ITは堅いですよー。このスキル+経験があれば鬼に金棒ですねっ! わたしもいろいろと投資はやりましたが、今はやってません。(ことごとく失敗したので)借金だけが残った感じ。。ただアメリカではオフショア商品でUS or State 違法商品の場合、借金が踏み倒せる(というかもともとイリーガルなので)ということに気づいて、高額な利子をずっと払い続けてきた自分がバカを見たというか。。現在、返金要請中です。(たぶん戻ってこないと思うけど)。アメリカは不動産も借金が踏み倒せる仕組みになっていて(条件をクリアさえすれば)ここは日本と大きく異なりますね。(だからリーマンショックみたいなことが起きる)まあ変な国です。長く住めば住むほど「正直者がバカを見る国」って思います。つくづく。。。さんざん騙されてきましたが、おかげでよい勉強になりました。カナダはどうなんでしょう?今は投資もせず、メインの仕事+サイドジョブでこつこつやってますー。まりおさんはいいお父さんでもあるんですね★

  2. まりお より:

    おつですー。
    かりりんさんのブログ拝見させてもらいましたよー。ふふふ、かりりんさん人生経験豊富ですよねw。
    私はまだまだヒヨコですよ、ヒヨコ!。金融も本当これからです。
    お金に関して本当知らないんだよなって思う一方で齧ったが故に痛い目見たって実話が聞こえてきます、
    そう、かりりんさんみたいケース。結局どっちが正解かわかんなくなりますよ。
    まあ、結局これまで守られてきたんだな、ぐらいに考えてますけど。
    そうですね、私はそこらに蔓延している「いいお父さんに憧れる孤独な男」ですよ。うふ。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です