なんやらラニーニョさん影響で猛暑が続いていますな。
あついあついとクーラーに入り浸っているそこの人。
僕は言わせて頂きたい。
夏はあついものです。
夏は汗をかくものです。
夏があつくなくていつあつくなれるのか。
☆☆
小学校高学年を対象としたドイツの童話。時間どろぼうとそれをとりかえしにいく少女の話。童話ながら考えさせられる。
有用なもの、無駄なものを分けて全ての物事の効率化が叫ばれるのは今も昔も同じ。昔の本ながらゆとりをなくした人々は正に現代人々を移しているようでビビる。
何より時間を取り戻したのは少女であって、人々は効率化に目がいってしまい自分達自身に必要なものがなくなっていることに気づけないあたりが何かリアルなのかな、と。
☆☆☆
奥田英朗の新作。(「いい人は家にいる」)
家をテーマにおいた日常的な場面を描くオムニバス。この人の作品は読みやすくて心が暖かくなるんですよ。短い内容の中に心にくるものを詰め込めるあたりが素敵でし。新品は文庫本しか買わないんですがこの人の本は早く読んでみたくなり買ってしまうとです。あまり活字慣れしていない僕のような人にすすめたいです。。
家具と一緒に妻に別居された旦那が、家を自分の城に変えていく様を描く「家においでよ」(第三話)がおすすめ。
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