ニュースをみればコロナ、コロナ、気が滅入っちゃいますよね。わたしもです。
さて、コロナウィルスの蔓延を受け、リモートワーク(自宅で仕事)が始まりました。パソコンとネット回線があればできる仕事内容なので、せっせと仕事に勤しむのですが、子どもたちも学校がなく家にいます。何か不思議な感じです。
経済に大きな影響がでているなかで、仕事を続けられるということは本当にありがたいことだなあと思います。
わたしのリモートワーク生活を気になる方もいるであろう。いや、気になってほしい、という願いを込めて。
「自宅にいると色々誘惑があって仕事ができないんじゃない?」
問題ありません。元からパソコン作業ですし、仕事自体は好きなので。勤務時間も決まっていて、直接見えないとはいえ、みながどこかで一緒に仕事しているわけですから安易にサボるという発想はたどり着きにくいかと思います。あえていうと、仕事を終えるきっかけが薄くなってしまうので時間が伸びがちです。今のところ。
「子どもたちもいると邪魔になるでしょ?」
これは、住環境と、家族の理解により異なる、というのは想像のとおりです。わたしは、いちおう小さな6畳もないぐらいの個室で作業しています。また子どもたちの理解もあるので、問題になったことはありません。トイレや飲み物の補充に部屋にでるとワチャワチャありますが。まあ、それはリラックスにもなります。
「バラバラの場所で仕事がスムーズに進むの?」
やはり対面と同じとはいきません。ただ、オンラインツールは充実しており(わたしはZoom、Slack、Skype)いま時点でも十分成果はあげられます。今後快適になる方向へ進むのではないかと思います。メリットとの天秤ですよね。
「身体がなまってしまうんじゃないの?」
朝の散歩と、お風呂(シャワー)前の軽い筋トレを習慣にしています。
さて、、、、よくいわれる通勤のストレスがなくなる、遠隔で邪魔な飛び込みがなくなる、というのはそのとおりです。大事なポイントは、それらは想像以上に快適だった、というところです。
世の中には、体験してみないとわからないこと、がたくさんありますよね。これもそのひとつにカウントできるかもしれません。(人によってはデメリットにもなります。通勤で仕事スイッチを切り替える、世間話で同僚とのコミュニケーションが生まれるなどですね。ワタシの場合は当てはまりませんが、人によってはあるようです)
以外な点として、
飲みたいものが飲める、食べたいものが食べられる、作りたてのご飯が食べられる、というメリットがあります。職場は大勢の人が効率的に働くための建築設計、ルールがあります。個人というミクロ単位では非効率も含まれるわけですが、自宅にはそのデメリットがありません。冷蔵庫、ポット、トイレは近く、道具も揃っています。生活するという面では圧倒的です。
というわけで、いろいろ快適だな、というのが本音です。うふふ。
まあ、こうやって生活してみると、毎日出社するまでもなく週に1回オフィスへいくぐらいがちょうどよいのではないかと思います。何だかんだ対面でのコンタクトがあるとリモートもよりスムーズです。一切なくなるとコミニュケーションの円滑さという点でデメリットがでてきそう。
バンクーバーでは、ほぼ外出禁止令に近い状況にあります。学校、公園等の公共施設、飲食店等も閉まっています。不要不急の外出は控え、他の家族と集まって食事会といったものも自粛が求められています。
開いているのはスーパー等の日常品店です。ただし、密集を防ぐため、店舗内の人数には制限があります。時間帯によっては、外に並んで待ちます。常に2m以上の距離を開けることが求められ、いたるところに張り紙があります。清掃スタッフも多く、買い物かごや棚などを常に誰かが消毒しています。
先日コストコへでかけました。バカでかい業務スーパーみたいなところですね。そこでも対策が徹底されています。上記に加えて店員さんはこちらがさわったものを極力触れないようにルール化されています。
コストコではレジでメンバーカードの提示が必要ですが、店員さんは受け取りません。バーコードを表面にしてみせるようにして開示します。また出口ではレシートチェック(サイン)がありますが、受け取りません。サインしてもらえるようにもっていきます。中には、過剰なぐらいの防備の人もチラホラいて、多くの人が感染を恐れ「いち早く立ち去りたい、本当はここに来たくない」といった感じがあります。気が滅入りがちです。
この先どうなるんだろうなー、とか、どう生活すべきなのか、と何かの答えに頭を悩ませることがあります。いろいろ情報がでていますよね。
だがしかし、その前にわたしは思うのです。わたしたちが将来迎えるであろう状況に対して、9割以上は贖いようのない偶然です。自己責任や同調圧力を過剰にとらえないようすることも大事なのかと思います。
できることは、今を生きることで、過去は否定されるべきものではないはずです。
止まない雨はありません。明けない夜はありません。そして世界は変化し続けていて。魔法使いはいません。人の数分だけ答えがあって、人間にできることは限られています。
最近心に残った、ドイツメルケル首相と、疑惑ありますがビル・ゲイツさんのコメントを紹介してみます。とても素敵な内容です。
新型コロナウイルス:ビル・ゲイツ氏からのオープンレターBeautiful open letter from Bill Gates
わたしは、手洗いうがいと、免疫力低下には気を配っています。特に、週末は、遠慮なく昼寝をしています。そして、子どもたちから冷ややかな視線を浴びております。
みなさま、どうかお身体にお気をつけください。
おしまい。