ご機嫌よう、暇人の皆さん。
久しぶりに「おもひでぽろぽろ」を見ました。
何回かみたはずなんだけど、「セーフ、いや生理だ」の名台詞以外はとんと記憶になかった。なんと、改めて見なおしても、私の記憶の中の物と一致しなかった。こんな話だったのね、と。
子供の時って、都合のいいところだけ記憶しているものなのね。
それとも、昔の私がお馬鹿さんだったから??
ふと自分の小学校のワンシーンを思い出した。
手前味噌ながら、私、小学校では生徒会長で、しかも運動もできた、もちろん友達も多かった。てへへ。まあ、1学年2クラスしかないような小さな田舎の学校ということはいうまでもない。
さらにサッカー部にも所属、超弱小ながら低学年のときから上級生に交じって試合に出してもらっていた。そのサッカー部で自分たちの中からキャプテンが選ばれるとなると当然自分だと思っていたが、私は選ばれなかった。実際に選ばれたのは中山くん(康生のほうね)だった。
彼も上手だったし、とてもイイやつだった。だが、当時の私はもちろん、大人になった今でもなぜ自分が選ばれなかったのか不思議だ。多少集中力の欠いたワンパクだったことを差し引いても私でよかったはずだ。
もしお会いできるなら、伊藤監督(当時の監督)に聞いてみたいものだ。。
そこで、ふと気がついた。
、、、
まてよ、、、もしかして、記憶の改ざんしている?
本当に私は(当時から)そんなに優秀だったか。。
この内に秘めたありあまる悪意をコントロールできていたのか?
ちゃんと羊の皮を被りきれていたのだろうか?
そうだっ、そういえば、、、
監督:中山と、海月、ちょっと話があるから残ってくれ。
皆:(キャプテンの話だ)
監督:次のキャプテンは、、、、、。
中山にやってもらう!!!!
海月は副キャプテンな。
中山、頼んだぞ。
中山:はい!
監督:海月もなっ
私:はい!ありがとうございます。
やったー、副キャプテンやってみたかったんです!!
あああああああ
思い出したくなかったーーー--!!
わ、わ、わ、わ、若すぎる!!
ここは、小学生らしく素直にションボリしなくてはいけないところだったはずだ。
この、あからさまな「キャプテンなれなかったけど気にしてません」風な態度は強がりでしかない。
私の頭の中の消しゴム に今すぐにでも消してもらいたい!
そうなってくるといよいよ当時の自分がどんな振る舞いをできていたのか、ものすごく知りたくなってくる。小学5年になって、あんなことを言ってしまっているようだから、相当発育が遅れていたとおもわれる。恥ずかしい限りだ。。。
ただ、私にいわせれば今でもこの種の強がりを大手を振って、振り回している方が多い気がする。それは、知ったかぶりであったり、私◯◯したことあるよアピールであったりそういうところでよく顔を見せてくる。
思うに、この強がりは誰もが抱える先天的なものなのだと思う。
強がりは、いわば虚勢である。自分を偽ってみせようとする行為だ。
ただその根本にあるのは、自分をちゃんと認められない、ことだと思う。
自分自身が自分の本当の姿を認められないから、他人に隠そうとする。
でも本当は隠す必要なんてないはずなのに。
誰も完璧な人なんていないし、大抵、必死に何かを取り繕っていきている。
自分以上の何かを見せようと生きている。
当然、皆の虚勢をベースに自分を評価すると、相対的に劣ってくる。
それを隠そうと、更に虚勢を張ろうとする。
自分の虚勢が、周りの虚勢を生み、周りの虚勢が更なる虚勢の元となる。
原点に戻れやーーー!
いい加減、そのバブル崩壊させろや!
自分認めろや。みんな所謂ボンクラなんだよ。
欺瞞、偏見、嫉妬、怠惰、、、、みんな縛られて生きてんだよーー。
それらを虚勢として隠す必要なんかない。それが人間だと思うから。
ナウシカはいってましたよ。
生命は光なんかじゃない。闇の中のまたたく光だ。
闇の中であることを知っているから、今を理解できる。
闇の中であることを知っているから、本質的に、よくなりたいと思う。
皆が闇の中であることを知っているから、本当の優しさをあげられる。
(誰が宗教家だ!)
おしまい
うん、確かに同感です。何かの本かネットで見たんですけど、幸せになる人って、悲しい時に我慢せずに人前でもなける人。助けてほしいときに 助けてっていえる人なのだそうでー つなりは素直が一番ってことで。素直になるって簡単そうで、難しいですよね。 話はかわりますが、まりおさんは文才があると思います! わたしもまりおさんのようなブログをかけるようになりたいです! (PS:コメントのお返事ありがとうございました~ 読んでて笑っちゃいました w)
トップコメンテーターのかりりんさん、コメントありがとうございます。
幸せになる人は素直な人ですか、、おもしろいですね。
私、早速「幸せ、素直」で検索してみましたよ。すると、7番目ぐらいに松下幸之助の格言に関するページがヒットしました。「お互いに、素直な心になりましょう。素直な心はお互いを強く正しく聡明にいたします。そしてよき社会をつくり自他ともの幸せを生み高めていくのです」だそうです。かりりんさんが見たのとは別かもしれませんが、そういうことらしいです。わかる気がしないでもないですね。
ちなみに、思うに文章は書き手と読み手があって成り立つもので、私の文章は、理解を読み手に依存している節があります。所々省いたり適当に書いたり嘘ついたり。つまり楽しんでいただけているのであればそれだけかりりんさんの能力が高い!といえます。いかがでしょう、、、ニヤリ。