エレベーターで自分の後からのってきた人が
自分より先の階でおりてくとき、なんか腹たつんだよね。
お疲れさまです。3日連続更新中です。
世の中には自分の知らない事がたくさんありますが
現実ほど恐い物はないなと感じます。
そんな話です。
2005年アメリカに上陸した台風カトリーナは
ニューオリーンズの80%を水に沈めました。
80%です、そして2年後の2007年時点で半数も
家に戻れていませんでした。
しかし考えてみてください。突然発生するテロとは違い
台風のような自然災害を予測できなかったのか?
予測していたのに対応をとらなかったのです。
なぜ?ニューオリーンズを作り替えるためにです。。
元々ニューオリーンズは75%以上がアフリカ系アメリカ人です。
移民も多く彼らは時給5ドルでマックで働きます。
彼らの1人はインタビューに答えていました。
「台風がきたとき、住民の多くが退去命令に従わずそのまま
溺れ死にました。政府はこのことを批判したが、実際はみんな
逃げたくても逃げられなかった。あの街では皆貧しくて車も
ありません、救援バスもこない。一体どうやって逃げろと
いうのですか」
台風の後、ある下院議員はWSJのインタビューに
「ニューオリーンズの貧困者向け住宅が片付いたよ、我々が
できなかったことを神がやってくださったのさ」と回答。
事実、その後政府はニューオリーンズを「経済競争地区化」、
「均一課税自由企業地域化」といったビジネス街とするための
施策をすすめています。
そして元々ニューオリーンズ住んでいた人々は。。。。
こんなことが実際に行われているのです。
またアメリカでは個人破産の半数以上の原因が高額医療の
負担が原因です。
まずアメリカでは医療保健が高い。
中流階級の家族で年間1万ドル程度です。
そんな家庭でも、、、急性虫垂炎で手術で1日入院すると
1万2千ドル(132万)の請求がきます。
また、入院出産の相場は1万5千ドルです。
今アメリカの多くの妊婦は日帰り出産します。
カトリーナの場合も含め、これもそれも大きな原因は
「民営化」だと専門家はいいます。
本来、行政で負担すべき部分を民営化してしまうと、
物事の優先付けがおかしくなります。
そして金持ちは得をして、貧乏は損をします。
これは本で読んだ話で、細かなところまで記述できないのが
残念ですが、感じたのが頭のいい人はエグイことをうまいこと
やるんです。
ただの傍観者では痛い目にあうんです。
そんなの一部の人だけだろうと思うかもしれません。
しかし、実はコレを読める皆さんこそが、既に世界で
本当に限られた金持ちの1人であることを忘れては行けません。
こっそり恩恵にあずかっているのです。
有名な100人の村の話のリンクです
http://www.lifestudies.org/jp/tero08.htm
※下の方まで読むと、この文章の読解に関する考察があって
ポイントは少しズレるかもしれませんが、おもしろかったです。
だから?っていわれたらそれまでですが、
最近こころ打たれたので記事にしました。。
パビーとマミーに進められて通読中
「日本も近いうちこうなるからね。ま~そんときには私たちは
おらんと思うけどアンタは注意しとかれ」