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Ideas

情報格差について考える

「近所の街路樹」

色をかえた街路樹がその飾り付けを落とし、2013年という祭りの終わりを告げます。

ちょっと油断すると早11月です。不思議です。
こちらVancouverは冷たい雨が降り始め、いよいよ冬の始まりです。
年末までに何か達成したい、そんな焦燥感に襲われるのはわたしだけでしょうか。

暇人のみなさんいかがお過ごしですか?
生誕11,774日記念日を迎えました。海月です。

楽天優勝しましたねー。インターネットだけなので盛り上がりがよくみえませんが、仙台では視聴率60%でしたっけ。すごいなー、楽しいだろうなー。

一方の楽天セールのほうも違った意味で盛り上がったみたいですね。
あーいうのを見るとやっぱり情報格差を感じます。

(セールといいながらたいしてお得ではないこともあります。他サイトで価格比較すれば確認できます。でもそれを知らない人はセールという言葉そのままです。また消費者をバカにしてような価格で提供しようとする店舗側もあるので注意が必要ですよね)

今日はその、情報格差について考えを残しておこうかな、と思います。

私はこう思うのです。根本からまとめてみます。

インターネットの発達で、人間と情報 の距離が近くなりました。
送受信が簡単になったのです。

結果、情報はものすごいスピードで成長するようになりました。
一方、人間側は2つの種類に分かれました。情報に近い人と、情報に遠い人です。さらにその格差は情報の成長とともに広がります。

どちらが幸せかはわかりません。それは別の問題と思います。

ただ、社会的にみれば情報に近い人のほうが色々得する可能性が高いのではないかと。
「知らないと損する」という格言そのものですね。私が今いる業界もそのような傾向があります。

この格差がどう影響するのか、楽天セールもわかりやすい例の1つですが、さらに2つ例をあげてみます。

将棋界の話です。インターネットの普及に関する有名な羽生さんのコメントです。
「インターネットの普及によって将棋が強くなるための高速道路が一気に敷かれたということだと思います。」
「インターネットの普及がもたらした学習の高速道路と大渋滞」

学資保険の事例に関する専門家のコメントです。
「学資保険の「元本割れ」を巡る訴訟で和解が成立した、というニュースが10月末に報じられました。契約者が受け取ったお金の額が、払い込んだ保険料の総額より少なかったため、保険会社に差額分の返還を求めていた裁判です。大阪高裁は保険外交員の説明不足を重視し、元本割れ分の返還を勧告。保険会社がこれを受け入れたのです。正直言って意外でした。学資保険で元本割れする例は珍しくないからです。」

2013年11月6日 日本経済新聞
「保険の元本割れ あなたの「素朴な疑問」で防げる」

私はこう解釈しています。

1番は「情報に遠い人」はますます置いて行かれます。
2番は「情報に遠い人」にも別の環境が広がる余地を残しています。

インターネットの急速な普及がもたらした過渡期なんだろうと思います。

一方で、子供を持つ私なんかは、子供にどう教えていけばよいのか考えさせられます。本当に、情報に近くなるように教えていけばいいのだろうか。。。

羽生さんの記事はこう続いています。
「高速道路の先に大渋滞が起こっている」「大渋滞を抜けるにはそれだけではない何かが必要」

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おしまい

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