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支配構造という本能について

無駄に考えてみる。無駄に。

毎週土曜か日曜にサッカーの試合(45分ハーフ)いくんですが、そう若くもないので翌日には全身筋肉痛で軽く疲労熱もでたりするわけです。先週も試合翌日に体がだるくて、まただ、なんて思ってたら本当にインフルエンザじゃないかってぐらいの高熱がでて寝込みました。そして週明け会社を休みました、という小話でした。
(病院いったらインフルエンザじゃないよっていわれたけど、あの高熱と全身悪寒はインフルエンザやったと思うんだけどなー。まあいいけどさ。)

最近NHKやJALといった日本の大企業の内部を垣間みるような本を読んでたんですが、繰り広げられる権力闘争を見るに、「利権」「情報操作」この2つのキーワードが心に残るのです。

まあ、そうだろうな、と思いつつも改めて考えさせられる訳です。

ネガティブな事情の裏にあるのはいつも「利権」です。
わかっていても自分に利益あるもののために皆悪者になるようです。つまりは基本的に利己的な訳です。(だからこそ、他者へ愛情を注げるということは素晴らしいのですよね)

そして彼らのような権力者が利用するのは「情報操作」マスコミです。
彼らは世論という一つの権力を利用するためマスコミと手を組みます。つまりは自分達が目にする情報は利権が土台である可能性も多いにありますよね。また大衆はそのマスコミのスタンスを継承するわけです。

ユーゴスラビア解体という激動の時代に代表の監督をしていたオシムさんは以下のようにいってましたよ。
「新聞記者は戦争を始める事ができる。意図を持てば世の中を危険な方向に導けるのだから。ユーゴの戦争だってそこから始まった部分がある」

思うにマスコミからの情報には、事実だけはありえません。記者もしくは読者自身が何らかの意図を含めてしまうのです。マスコミは、人の行動の元となる感情を作り出すわけです。

つまり世の中では、一部の悪賢い奴らが、彼らの利益となるようたくさんの人を操作している、ということがいえるのかな、と思ったわけです。
(頼むよーノブレス・オブリージュ!!!)

そうなると、民主主義やら資本主義?やら何だかんだいったって、(見えにくくなっているかもしれませんが)支配構造ができているという意味で過去の史実と何ら変わらない気がしてきますよね。というよりもそれが人間に備わっている不変の特性なのかもしれないのかな、なんて。

ライオンが生まれつき狩りの仕方を知っているように、
クモが生まれつきクモの巣の作り方を知っているように、
人間は生まれつき、(集合したときには)支配構造ができるようになっている
という訳です。

あれ、ちょっと待てよ、と。
別に人間だけじゃないね、他の動物もあるもんね、普通に。

生物的本能みたいなものか。

人間には理性があるからどうとか、んじゃなくてやっぱり所詮本能ってことなのかな。やっぱりそういうもんなのね。身近なところでもそういうの作ろうとする傾向が見える時あるもんね。

ここまで考えて、ふと思ったのが、
支配構造があるのは事実として、自分は所属しているのか、しているとしたらどのレベルにいるのかな、、

今ある幸せだとか、そんな感情って
 ・支配構造とは独立したものである
 ・支配される側にも関わらず、支配されていることに気づかない
 ・支配する側としての恩恵を授かっている

うーん、答えは、2であり3なのかな、と。
支配構造は1つや2つじゃなくていろんな形で存在してそうだから、きっと被害者であり加害者みたいな状態なんだろうな。何か1って思いそうだけど、その考えは何か思い上がった勘違いのような気がする。根拠とかは無いけど。

私:「いつも僕を掌の上で遊ばせとるつもりかもしれんけど、それ反対だからね。」
ワイフ:「あれ、私さらにその下に掌置いとるんやけど、、」
私:「っていうと思っとったわ。そう思っとるさらに下に掌おいてあるからね」
ワイフ:「あー、ごめん。私さらにその下にもあるわ」
私:「・・・・(ダメだ、何この無駄な意地の張り合い)」

おしまい

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